パテック・フィリップ ノーチラス ref.3700/1A ジャンボ 買取事例
[アンティーク ノーチラス ref.3700/1A ジャンボ]
1976年から約6年にわてって製造がされた、初代ノーチラスref.3700/1A 。その数は1200本ほどといわれ、現在ではパテックフィリップのアンティーク時計では代表的なコレクターズアイテムとなっています。特徴はジェンタが考案した、独創的な舷窓モチーフのケース。2ピースのケースサイドに耳をもたせ、縦方向にネジ止めを行うという構造をとっています。これによって当時の120m防水時計としてはとても薄型の7.6mmを実現しました。(現在のノーチラスでは3ピース構造がとられています)ムーブメントにも厚さ3.15mmの薄型自動巻きキャリバーcal.28-255Cを搭載しています。
また「デカ厚時計」に見られるようにケース径は現代でも大きいとされる42mmで、1stは通称ジャンボと呼ばれます。
[パテックフィリップ、40周年を迎えたノーチラス]
クオーツショックが広がっていった70年代、独自の個性を求めたパテック・フィリップは、ジェラルド・ジェンタに腕時計のデザインを依頼。1976年、高級時計としては珍しいスチールを素材に使用したファーストモデルの3700/1A にはじまるノーチラスシリーズが誕生しました。登場当初は人気が無かったといわれていますが、1972年に登場したAPのロイヤルオーク、1977年登場のバシュロン・コンスタンタン222などと共に高級時計業界にラグジュアリースポーツというジャンルを定着させていくこととなります。現在ではパテックフィリップを代表する人気シリーズとなっています。
昨年2016年には、ノーチラス誕生40周年を記念した限定の2モデルを発表。1本は、初期ケースサイズのインパクトを彷彿させる44mm(クラウンを含む)プラチナケースのref.5711/1P(限定700本) 。もう1本は、更に大きな49.25mm 18KWGケースのクロノグラフref. 5976/1G(限定1300本)。ともにノーチラス誕生から現在までの軌跡がダイヤルにエンボス加工されており、シリーズにおいて今後重要なモデルとして残っていきそうな予感を感じさせます。
[アンティーク ノーチラス ref.3700/1A ジャンボのお買取り]
今回ノーチラス ref.3700/1A をご売却くださったオーナー様は、いくつかのウェブサイトを見て当店にお時計をお持ちいただきました。付属品はございませんでしたが、コレクター様に人気のお時計であることや、状態が良かった事からお客様のご希望を上回る買取り価格をご提示いたしました。そうしたところ他社のウェブサイトでみた買取り価格よりも高かったとのことで、快くご売却いただきました。
アンティグランデは、トップの鑑定士が国内外の主要オークション情報を常にチェックしており、相場情報が出回っていないアンティーク時計など、希少なお時計でも的確に査定をいたします。また腕時計によっては、腕時計コレクターさまとのマッチングによって、市場相場を超える高額買取りが可能な場合もございます。ご売却をご検討の際はぜひアンティグランデにご相談ください。
[写真3枚目]
情報元:パテック フィリップ
http://www.patek.com/