注目をあつめるヴィンテージ腕時計
1971年、極地探検家、洞窟探検家などにむけ登場したエクスプローラーⅡ。24時間針を備え、洞窟などの暗闇でも、昼夜の判別を可能とした。
モデル別の解説
ref.1655
1971年~1987年 エクスプローラーIの上級モデルとして登場したエクスプローラIIのファーストモデル。1971年、極地探検家や洞窟探検家などにむけ開発がされた。ムーブメントにはクロノメーター規格のCal.1520を搭載。エクスプローラIと比較して24時間針の搭載と、24時間を刻んだベゼル、リューズガードがデザイン上の違いとなっている。24時間針のカラーリングにはレッド、オレンジなどが見られる。製造期間中、幾度とブラッシュアップ、マイナーチェンジが図られる。まず、最初期のモデルにみられる、秒針にドットの無い「ストレート針」、小ぶりなシンボル・ロゴの「マーク1ダイヤル」。次に、70年代に入り視認性改善のため、秒針に夜光塗料のドットを設けた「マーク2ダイヤル」。そして、70年代後半のモデルにみられる「センタースプリット」の「マーク3ダイヤル」など複数のバリエーションが存在する。
ref.16550
1984年~1988年 製造期間は4年前後、販売は約2年間であったとされる希少モデル。ムーブメントに、短針の単独駆動が可能なCal.3085を搭載し、GMT機能を設けた。メルセデスハンド、ドットインデックスなど、ref.1655からブラッシュアップが図られ、現行のエクスプローラーIIのデザインを確立した。ダイヤルのカラーリングには白、黒のほか、アイボリーが確認されている。また初期のモデルに存在するセンタースプリットはさらに希少性が高い。
ご売却いただいたヴィンテージエクスプローラー2
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