注目をあつめるヴィンテージ腕時計
1960年代から続く深海への挑戦の積み重ねにより、1967年に登場したシードゥエラー。ケース内の気圧を調整する、ヘリウム排出バルブが搭載された独自のオイスターケースによって、610Mもの防水性能を実現するなど、プロダイバーに向け、高いスペックを持ち合わせたシリーズです。 初期のモデルにみられる、赤シード、コメックス、センタースプリット等の希少なダイヤルのモデルはコレクターに人気が高く、高額で取引が行われます。
モデル別の解説
ref.1665
1967年頃~1980年頃 プロダイバーにむけて登場した、最初のシードゥエラーref.1665。ムーブメントはクロノメーター規格のCal.1570を搭載。「ヘリウムガスエスケープバルブ」の搭載により防水性能は610m裏蓋には、「ROLEX PATENT OYSTER GAS ESCAPE VALVE」と刻印がされる。ケース内の気圧変化に耐えるようサイクロップレンズは非搭載となっている。クロノメーター表記が中央で別れた「レイルダイヤル」、マーク1~4までパターンが確認されている「赤シード」は、希少性が高く、高額で取引が行われる。中でもマーク1の流通量が少ない。
ref.16660
1978年頃~1991年頃 1978年登場のシードゥエラーのセカンドモデルとなるref.16660。ムーブメントはクロノメーター規格で、クイックチェンジ機能を設けたCal.3035を搭載。サファイアクリスタル風防の採用、ヘリウムガス・エスケープバルブの大型化によって1220m防水を実現した。1985年頃にインデックスにシルバーの縁取りがつけられたことで、前期の「フチなし」インデックスに人気が集まる。
ご売却いただいたヴィンテージシードゥエラー
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