注目をあつめるヴィンテージ腕時計
ロレックスは1931年、自動巻腕時計の原点となった、世界初の自動巻機構 パーぺチュアルローターを開発。このパーぺチュアルローターを収めるため、裏蓋にふくらみをもたせたケースの腕時計が、その後20年間ほど製造された。こうした形状のケースを泡にたとえ「バブルバック」と呼ぶ。
モデル別の解説
ref.3116バイセロイ
市場にはまず出回ることが奇跡的な、バイセロイの初期モデル。ケースの裏蓋の中にはロッレクスのオイスターケースの製造を担当していた「OYSTER WATCH CO」のマークにその特許を取得した各国のパテントへの証たる刻印、そしてそのロッレクスの子会社となりケース製造会社として存在した「ソサエティ・アノニム・ロレックス」のマーク「SAR」が刻印され、当時のロッレクスの企業的背景を連想させる。
ref.1915クッション
手巻きムーブメント Cal.60系(フォンテンメロン社)ハンスの意志をそのまま形にしロレックスのオイスターケースを開発した会社として名を馳せ、ムーブメント製造会社エグラー社と同じように1920年代にはロレックスの製造部門の一部としてロレックス社の傘下となっていくオイスターウオッチカンパニーが既にロッレクスの製造の一部となっていたことを表す当時のロッレクス社のエンブレム“SAR"の文字が刻まれることも
ref.3131バブルバック
32mmクロノメーター自動巻Cal.9.75搭載。アンティークを極めし者はバブルバックへ行き着く。ほどよく膨らんだケースバックさまざまなバリエーションを持つダイアルやハンド、バブルバックのオイスターパーペチュアルとしては改良に改良をかさねた最高傑作。リューズは当時の「ROLEX OYSTER」のYGリューズが主流。2行書きのシンプルな刻印で1944年?46年のわずかな間に使用された。レアバリエーションのスモールクラウンも存在。
ご売却いただいたヴィンテージバブルバック
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